ブックカタリスト

ブックカタリスト

ブックカタリスト会報006(2022年8月号)

倉下忠憲@rashita2's avatar
倉下忠憲@rashita2
Aug 31, 2022
∙ Paid
6
Share

こんにちは、倉下です。六回目のブックカタリスト会報をお送りします。

ちなみに8月の月末に送信予定でしたが、一日ずれてしまいました。すいません。

ではさっそく、「ブックカタリスト」の活動報告を。読書会の結果、直近のプロジェクト進捗、買った本ネタなどをお送りします。

臨時読書会開催

ごりゅごさんの新刊『アトミック・シンキング』が発売されたのをきっかけに、2022年8月19日に『アトミック・シンキング』読書会を臨時で開催しました。

◇2022年8月『アトミック・シンキング』読書会

かなり急な企画立案だったにもかかわらず、多くの方にご参加いただけました。ありがとうございます。

[五藤隆介, 五藤晴菜]のアトミック・シンキング: 書いて考える、ノートと思考の整理術

著者ご本人がどう思われたのかはわかりませんが、私としては非常に面白かったです。一冊の本でも、さまざまな読み方・受け取り方があるのだなと、あらためて感心しました。だからこそ、物書きという仕事は難しく、面白いわけですが。

基本的に書評や読書感想文などでは、本全体への言及が多いので、具体的にこの部分の表現がこう感じられた、という指摘をもらえるのは珍しいでしょう。その意味でも得難い集まりだと思います。

ちなみに、このような臨時の読書会については、できるだけオープンに(つまり、こちらのメンバーの方以外も参加可能な形で)開催しようと考えています。普段はローカル、臨時はオープン、という感じ。

一つには、集まりそのものが閉塞的な感じにならないように、ときどき「風を入れる」目的があります。一艇の同質性があるのは集まりとしては健全ですが、同質性が高すぎるのはあまりよろしくないでしょう。そこで、たまに「シェイク」しておくわけです。

Keep reading with a 7-day free trial

Subscribe to ブックカタリスト to keep reading this post and get 7 days of free access to the full post archives.

Already a paid subscriber? Sign in
© 2025 BookCatalyst
Privacy ∙ Terms ∙ Collection notice
Start writingGet the app
Substack is the home for great culture