ブックカタリスト会報006(2022年8月号)
こんにちは、倉下です。六回目のブックカタリスト会報をお送りします。
ちなみに8月の月末に送信予定でしたが、一日ずれてしまいました。すいません。
ではさっそく、「ブックカタリスト」の活動報告を。読書会の結果、直近のプロジェクト進捗、買った本ネタなどをお送りします。
臨時読書会開催
ごりゅごさんの新刊『アトミック・シンキング』が発売されたのをきっかけに、2022年8月19日に『アトミック・シンキング』読書会を臨時で開催しました。
かなり急な企画立案だったにもかかわらず、多くの方にご参加いただけました。ありがとうございます。
著者ご本人がどう思われたのかはわかりませんが、私としては非常に面白かったです。一冊の本でも、さまざまな読み方・受け取り方があるのだなと、あらためて感心しました。だからこそ、物書きという仕事は難しく、面白いわけですが。
基本的に書評や読書感想文などでは、本全体への言及が多いので、具体的にこの部分の表現がこう感じられた、という指摘をもらえるのは珍しいでしょう。その意味でも得難い集まりだと思います。
ちなみに、このような臨時の読書会については、できるだけオープンに(つまり、こちらのメンバーの方以外も参加可能な形で)開催しようと考えています。普段はローカル、臨時はオープン、という感じ。
一つには、集まりそのものが閉塞的な感じにならないように、ときどき「風を入れる」目的があります。一艇の同質性があるのは集まりとしては健全ですが、同質性が高すぎるのはあまりよろしくないでしょう。そこで、たまに「シェイク」しておくわけです。
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