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ブックカタリストがSubstackを使う理由とサポーター限定コンテンツの視聴方法

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ブックカタリストがSubstackを使う理由とサポーター限定コンテンツの視聴方法

好きなアプリで限定コンテンツを聴いてもらうための最善の方法がこれでした

goryugo
Sep 12, 2021
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ブックカタリストがSubstackを使う理由とサポーター限定コンテンツの視聴方法

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サポーター特典のPodcastをPodcastアプリから視聴するには、簡単な「視聴設定」が必要です。

「SubstackのRSSを使ってPodcastを聴く」以外の方法でPodcastを聴いているサポーターの方は、以下の方法から視聴設定をお願いします。(Podcast視聴に使いたい端末で操作)

Substackから届いたメール先頭の再生ボタンの下の、Listen in podcast appをクリック

IMG_2079

Substackにログインしていない場合には、ログイン用のメールが送られますので、そのメールからのリンクを開いてください。すでにログインしている場合には、以下の画面から好きなアプリを選んでいただけると、登録が完了します。

IMG_2082

上記以外のアプリから聴きたい場合、画面下「Or, manually add your feed URL」以下にあるリンクをコピーして「Podcastの仕様に準拠したアプリ」で登録いただくことが可能です。


なお、残念ながら「Spotify」アプリでは限定コンテンツをお聞きいただくことはできません。

理由と豆知識を含んだ余談なんですが、ここでSubstackという配信サービスを使っている理由などを含めて、その辺りのことをざっとまとめます。


「Podcastアプリ」というのは、大雑把に言うと「音声用のRSSリーダー」です。

実際に「Podcast」という仕組みはWebサーバ上にマルチメディア・データファイル(音声データ・動画データなど)をアップロードし、RSSを通してWWW上に公開することとされています。

配信する側は、自分でサーバを用意してWordpress+αのような仕組みを使ったり、AnchorやSubstackのような「おまかせで配信諸々をやってくれるサービス」を使ってもいい。自分でブログを始めたいと思ったときに、Wordpressを使って自分でブログ作るか、はてなブログで作るかの違い、みたいなイメージです。

この、RSSという仕組みを使うことで、聴く側は「更新チェック」を手動でしなくてもよくなって、手間をかけずに自分が欲しい情報を入手することができるようになる。この「更新チェック」をするアプリ、というのが、AppleのPodcastアプリなどのPodcast視聴アプリです。

もう少し詳しく→ポッドキャスト - Wikipedia

ただ、自力で面白いブログを見つけるのが難しいように、自力で面白いPodcastを見つけるのも難しいので、Apple Podcastなんかは「俺のところにPodcastを登録したら、アプリから見つけられるようにしてやる」ということも、同じアプリの中でやっています。

すごく古い例えなんですが、Apple Podcastに登録する、というのは「Yahooカテゴリ登録する」のと似たような感じで、PodcastアプリからPodcastを探す、というのはYahooカテゴリから好きなサイトを見つける、というのと似たような感覚です。

この流れの話で言うと、実はSpotifyで聴くPodcastというのは厳密にはPodcastではありません。Spotifyは「Spotifyに登録されている音声コンテンツ」しか聴けません。ウェブ上の「好きなRSS」を登録して聞くことはできないのです。

ただ、Podcastの配信者としては、一度Spotifyへの登録さえ済ませてしまえば、基本的には以降の手間がかからないので、聴いてくれる人を増やすために登録はしとくか、みたいにしている人は多いです。(Anchorは、この「登録」というのも全部やってくれるのが便利なところ)


ここでもう一個面白いのが、SubstackでのPodcastの仕組み。

普通は、Podcast配信用のRSSというのは1個だけです。これを登録してね、ってお願いするんだから、それが何個もあるのはおかしい。

Substackは、これをSubstackのアカウントと紐付けて、一人一人に別々の「Podcastを聴くためのRSS」を発行しています。

一人一人に個別のRSSを発行することで、サポーター限定コンテンツを「サポーターの人に」「加入期間中だけ」「自分の好きなPodcastアプリで」聴ける、ということが実現できます。

サポーターを辞めた場合でも、そのまま同じURLで本編のPodcastを聴き続けられるし、またサポーターに戻れば、限定コンテンツが聴けるようになる。これを「なにもしなくてもSubstackが全部やってくれる」というのは、大変にありがたい。

Podcastの有料化、という話で言うと、たとえばAppleのPodcastも有料配信が始まっているし、Spotifyも近々同じようなことを始める、とも言われています。日本でも、いろんな音声配信サービスが有料配信ができるみたいですが、どれも基本「決まったアプリで聴くことしかできない」

Podcastをヘビーに使っている人であればあるほど、これは面倒なことでしかないですよね?

囲い込みをしたい気持ちはよくわかるけど、それは「ぼくのかんがえたさいきょうのいんたーねっと」から遠くに行きすぎていないか?

ということを考えて、ごりゅごが今考えうる最も良い仕組みが、Substackを使うということだったのです。

SubstackでのPodcast配信や課金の仕組みは、英語であることなどを含めてそれなりに敷居が高いんですが、それでも「配信者はあまり手間がかからない」上に「聴く側は好きなアプリで聴ける」というメリットが圧倒的で、他のプラットフォームを選ぶことができませんでした。

ということで、もしまだ「個別RSS」を登録していない方には手間をおかけしますが、一度登録さえしていただければ「好きな方法で」楽しんでいただけますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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