倉下メモ
冒頭に紹介された「融合」というキーワードが気になりました。以下の本も気になっています。
『コンヴァージェンス・カルチャー: ファンとメディアがつくる参加型文化』
フードテックやフィンテックなどは、食品業界や金融業界とテクノロジーの融合だったわけですが、そうしたhogeテック的なものが増えてくると、今度はそれぞれのhogeテックが融合して、さらに新しいものを生み出していく、という捉え方は個人的に魅力的です。ただし、そのようなボトムアップ的変化は、最終的にどうなるのかはまったくわからない、という見通しの悪さも伴う点には注意が必要そうです。
倉下の個人的な感想としては、たしかにテクノロジーはとんでもなく進化していくだろうけども、「それって本当に大丈夫なの?」と問う姿勢を欠いてはいけないなと感じた次第です。
倫理×テクノロジーの ethitech が必要なのかもしれません。
たぶんそれは、VRによる「仮想的な現実体験によって、いかに倫理観を醸成するのか」という方向で実現されるのでしょう。
次の本の候補
『ヒューマン・ネットワーク』(←こっちになりました)