倉下メモ
生命科学について、ごりゅごさんが"レポート"を発表してくださりました。でもって、話を聞いてみると、自分がある程度知っていると思っているものでも、存外にそこまで詳しくは知らないものだな、と確認させられます。『知ってるつもり』現象です。
そうした現象が確認されるだけでも、以降この手の知識・情報に触れたときに、目が鋭くなる効果があるでしょう。そこに知識の「穴」があることがわかるので、次回情報を見つけたらバッチリその穴に放り込むぞ、と脳が待機状態になってくれる──そんな感じです。あるいは私の脳の情報ノードが「手を伸ばす」と言えるかもしれません。分子の結合みたいに。
で、それはそれとして、何冊かの本を読み、その内容を自分なりにまとめることは「知的生産」にとって極めて有用です。奥野宣之さんの 『新書3冊ででき…
Listen to this episode with a 7-day free trial
Subscribe to ブックカタリスト to listen to this post and get 7 days of free access to the full post archives.