本編では、『会話を哲学する コミュニケーションとマニピュレーション』を紹介しました。
会話の哲学について
人が行う会話を、コミュニケーションとマニュピレーションの二つの層で捉えてみる。そうすることで、そこにあるねじれなどが議論できるようになる、というのは面白い視点だと思います。
で、発話と行為で言えば、ジョン・オースティンが思い出され、彼はconstatives(事実認識的発話)とperformative(行為遂行的発話)を区別したわけですが、その行為遂行的発話がマニュピレーションに相当するのでしょう。
こういう話は本格的になってきますが、興味がある方は言語行為論の文献を漁ってみるのもいいでしょう。
一般的なもの
本編でも述べましたが、『会話を哲学する』は文芸・フィクション的な"セリフ"における会話を扱っています…
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