面白かった本について語るPoadcast、ブックカタリスト。
今回は、プリズナー・トレーニングに続いての「運動・健康シリーズ」として『肥満の科学』について語りました。
前回紹介したプリズナートレーニングは、想像以上に多くの人が興味を持っていただけたみたいで、ごりゅごも仲間が増えてとても嬉しくなっています。
そして、自分の興味関心というのはやはり波があるもので、筋肉を付ける、強くなる、という部分に興味を持つと、そのまま似たようなことへのアンテナ感度が高まってきます。
で、今回のテーマは「肥満」です。人は、なぜ太るのか。そして、なぜ運動が重要なのか。
約2年前にも、なぜ太るのか。なぜ運動が重要なのか、という話は紹介しています。
BC056 『運動の神話(上)』 - by goryugo and 倉下忠憲@rashita2 - ブックカタリスト
BC060『運動しても痩せないのはなぜか』『科学者たちが語る食欲』
が、今回はこれとはまた違った観点での紹介であったところが面白い。
結果的には、どの本も同じようなことを言っているんだけれども、それぞれちょっとずつ、理由や、やることが違う。
結局のところ、人体は超複雑です。現代の科学で「すべてを解き明かす」なんてことはおそらく出来ないし、仕組みがすべて分かったとしても、ひとりの人間の認知の能力で、それを理解して、コントロールし切ることは不可能だろうな、とも思います。
と同時に、だからこそ人体の仕組みを知ろうとすることは面白いし、そこから学んだことを実践して「うまくいく」ときが面白い。
自分がこの分野に興味を持つ大きな理由は、そういう部分なのかな、と感じます。
今回出てきた本はこちらで紹介しています。
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