面白かった本について語るPodcastブックカタリスト。第28回の本日は『「そろそろ、お酒やめようかな」と思ったときに読む本』について語ります。(オープニングで27回って間違えてました)
お酒をやめた自分に喪失感を感じるなら依存症の手前
ここ2〜3年、なんとなくい「お酒飲まないほうがいいこと多いよなあ」って思いながらも変化がない人生を送っていたごりゅごを大きく変えてくれたきっかけになる本でした。
特に最初にインパクトを感じたのが、以下のように感じるならばすでにアルコール依存症の一歩手前だという説明。
「大事な何かを失ったような気がする」
「晩酌しないと、1日が終わった気がしない」
「人生の楽しみが半減しそうで味気ない やはり禁酒は無理だ」
わたくし、見事に「お酒を飲まないのは人生の彩りが減ってしまう」と感じていた人間でした。
序盤のそういった導入から、お酒に強い、弱いとはどういう状態なのか。アルコールとアセトアルデヒドの作用の違いといった基本的なお酒の知識を身に付ける段階を経て、最終的にはお酒やめられるといいよね、という感じの、ある意味きわめて普通の本です。
たまたま手に取ったタイミングと、自分の思いが一致しただけ、という言い方もできそうなんですが、少なくともこれを読んでから明確に酒量を減らせています。
別に、この本を読んだからって「お酒をやめるべきである」なんて思う必要はないと思いますが、知ってて飲むのと、知らずに飲むのは大違い。
このままいけば「ここ数年でもっとも人生を変えた本」になるかもしれないです。
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