ブックカタリストアフタートーク。今回は『センスの哲学』のアフタートークです。
本編でも話している通り、この本からは非常に大きな影響を受けて、様々なものの見方、見え方というのが変わりました。
自分自身のことを振り返ると、自分はまさに「理屈っぽい、頭が固い人間だった」んだろうなあ、というのがこれまでとは違った距離感でそう思えるようになりました。
こうやって世界の見え方が変わる、考え方が変わる、というのが自分がこれまで知らなかった哲学・人文学という分野のものを学ぶ楽しさなんですよねえ。科学は科学で、間違いなく「科学的なものの見方」ができるようになる重要なものだと思うけど、所詮まだ科学で分かることには限りがある。それが分かるようになったのも、ブックカタリストというPodcastをやってきたおかげだな、と思います。
なお、アフタートークでは今回こんなことを話しました。
Podcastの内容整理
1. センスの哲学アフタートーク
本書の内容と影響
文章の構造と書き方に関心を持った点
見方や視点の影響についての議論
クリエイターとしての見方
自然にフォーマリズム的な分析を行うこと
構造的に見ることが創作にどのように役立つか
2. 日常の豊かさとデジタルとの比較
水彩紙の品質とコスト
良質な水彩紙の重要性とそのコスト
水彩紙の選び方と使用感についての経験
日常生活の豊かさを比較する感覚
物質的なものとデジタルのコスト比較
デジタルツールの無料化がもたらす影響
3. 知識の体系化とその意義
体系化のプロセス
概念の体系化とは何か
概念をアウトプットして体系化する重要性
知的操作と構造化
知識をリニアに並べて体系化する方法
構造化の実際とその効果
4. 図書館と知識のアクセス
図書館の価値
図書館が提供する知識へのアクセスの重要性
図書館の多様な本の利用方法
本屋と図書館の違い
本屋では見つけにくい専門書の入手方法
図書館の利用のすすめ
5. デジタルコンテンツの消費と価値
デジタルコンテンツの特徴
デジタルコンテンツの手軽さと瞬時の消費
価値を生むための技術の重要性
デジタルお絵かきとフィジカルアートの違い
デジタルお絵かきの利便性とその限界
フィジカルアートの達成感とフィードバック
6. 肉の知識と異質な体験
肉に関する知識
肉の品質や季節ごとの変化に関する知識
美味しい肉を求めるための経験談
異質な体験の魅力
普段できない体験がもたらす価値
特殊な知識と体験が人生を豊かにする
7. フォーマリズムと文章技法
文章技法の分析
文章を書く上での技法とその重要性
文章技法をどのように学び、適用するか
メディアの適性
文章と映像メディアの適性の違い
それぞれのメディアの持つ特性と限界
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