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BC027 2021年を振り返る
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BC027 2021年を振り返る

今回は、2021年に配信した回を二人で振り返ってみます。

プロトタイプ回

まずはお試しで行ったのが以下の二回。それぞれ自分のポッドキャスト番組で試験放送しております。

Nov 24, 2020

◇【ブックカタリスト 】愛と創造、支配と進歩をもたらすドーパミンの最新脳科学 by ごりゅごcast

Nov 10, 2020

◇第四十九回:ごりゅごさんと『フードテック革命』について by うちあわせCast

BC001 ~ 005

スタート近辺の回。進め方など探り探りな感じがうかがえます。

Dec 11, 2020

◇BC001 『ダーウィン・エコノミー』 - ブックカタリスト

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BC001 『ダーウィン・エコノミー』
Listen now (65 min) | 面白かった本について語るPodcast ブックカタリスト第1回 今回は、ダーウィン・エコノミーという本について語ります。 概要 Amazonリンク 日経BP (2018/3/23)(オリジナルは、2011年に執筆されている) 購入日:190106 著者:ロバート・H・フランク 若林茂樹 (翻訳) 価格:2000円 ■昔のほうが、生活は豊かだった。社会の中間層には経済的活力があり、社会インフラはきちんとメンテナンスされていた。だが、その後何十年にもわたって経済成長率は大きく鈍り、中間層の時間当たり賃金は減少する一方で、CEOの賃金は10倍になった。富の格差は広がる一方だ。…
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Dec 25, 2020

◇BC002『独学大全』 - ブックカタリスト

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BC002『独学大全』
Listen now (70 min) | 面白かった本について語るPodcast ブックカタリスト第2回。 今回は、『独学大全』について語ります。 ブックカタリスト第二回の倉下メモ *本のリンクはすべてAmazonアフィリエイトのリンクです。 ▼読書猿さんについて くるぶしさん。Twitter IDは @kurubushi_rm。 ブログは「読書猿Classic: between / beyond readers」 著作は、以下の三冊。 『アイデア大全』(フォレスト出版) 『問題解決大全』(フォレスト出版) 『独学大全』(ダイヤモンド社)…
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Jan 8, 2021

◇BC003『功利主義入門』 - ブックカタリスト

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BC003『功利主義入門』
Listen now (64 min) | 面白かった本について語るPodcast ブックカタリスト第3回。 今回は、『功利主義入門』について語ります。 Amazon.co.jp: 功利主義入門 ──はじめての倫理学 (ちくま新書) eBook: 児玉聡: Kindleストア…
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Jan 22, 2021

◇BC004『ゲンロン戦記』 - ブックカタリスト

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BC004『ゲンロン戦記』
Listen now (59 min) | 今回は『ゲンロン戦記』について。 『ゲンロン戦記 「知の観客」をつくる (中公新書ラクレ) 』 *書籍のリンクはすべてAmazonアフィリエイトのリンクです。 以下倉下のメモ 東浩紀さんの代表的な著作 1998年『存在論的、郵便的―ジャック・デリダについて』(第21回サントリー学芸賞(思想・歴史部門)受賞) 2001年『動物化するポストモダン オタクから見た日本社会』 2007年『ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2』 2009年『クォンタム・ファミリーズ 』(第23回三島由紀夫賞)…
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Feb 5, 2021

◇BC005『これからの「正義」の話をしよう』 - ブックカタリスト

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BC005『これからの「正義」の話をしよう』
Listen now (59 min) | 「功利主義」を学んで、哲学・倫理繋がりで「過去に挫折した本を読もう」って感じで読み始めたんですが、読み返してみて改めて長くて難しい本だと感じました。(当時挫折したのが頷ける) 章単位で見るとすごく面白いくてわかりやすい。ただ、1個1個のエピソードはすごく面白いけど、著者の主張をちゃんと理解しようと思うと難しい。(難しかった) 全体をしっかりと理解していないと著者の主張の論拠がはっきりとは見えてこない。そして、全体を理解しようとすると本のボリュームが多いので、理解しておきたい項目も多くて大変、という感…
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BC006 ~ 010

少し慣れてきたあたり。『闇の自己啓発』 の回で『人文的、あまりに人文的』を紹介するなど、アレンジも出てきています。

Feb 19, 2021

◇BC006『闇の自己啓発』 - ブックカタリスト

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BC006『闇の自己啓発』
Listen now (61 min) | (音声ファイル抜きで配信してしまいましたので、再配信です) 今回は『闇の自己啓発』について。 *書籍のリンクはすべてAmazonアフィリエイトのリンクです。 以下倉下のメモ 闇の自己啓発会とは 以下の四人による読書会。 江永泉(えながいずみ) 木澤佐登志(きざわさとし) ひでシス 役所暁(やくしょあかつき) 本書はその読書会(闇の自己啓発会)の内容を書籍化したもの。 「闇の自己啓発会」はのれん分けを行っており、自分で立ち上げることも可能。以下の記事を参照のこと。 読書会【闇の自己啓発会】〈のれん分け〉キャンペーン|江永泉|note…
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Mar 5, 2021

◇BC007 『2030年すべてが「加速」する世界に備えよ』 - ブックカタリスト

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BC007 『2030年すべてが「加速」する世界に備えよ』
Listen now (82 min) | 面白かった本について語るPodcastブックカタリスト。 第7回の本日は『2030年すべてが「加速」する世界に備えよ』について語ります。 あらゆる分野の「未来」が網羅された1冊 一言で言って、非常に夢溢れる、これからの未来が楽しみになる本でした。(そもそもこういう本が好き) 細かな翻訳で気になる点や、あえて詳細を省略している(不都合だからなの?伝わりやすくするためなの?)と感じる点などはありましたが、楽しむ分には問題はないかな。 対象とする範囲が非常に広いために、これだけボリュームがある書籍でも、1つ1つの分野の説明は「ライト」な感じです。…
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Mar 19, 2021

◇BC008『ヒューマン・ネットワーク』 - ブックカタリスト

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BC008『ヒューマン・ネットワーク』
Listen now (70 min) | 今回は『ヒューマン・ネットワーク』について。 副題:人づきあいの経済学 原題:『The Human Network: How Your Social Position Determines Your Power, Beliefs, and Behaviors』 著者:マシュー・O・ジャクソン スタンフォード大学教授、サンタフェ大学客員教授。プリンストン大学で学士号、スタンフォード大学で博士号を取得。主な関心はゲーム理論、ミクロ経済学、社会・経済に関するネットワークの科学など。2015年ケネス・アローやリチャード・セイラーも受賞した、ライク・ラズロ・カレッジが与える2015年度ジョン・フォン・ノイマン賞を受賞。…
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Apr 2, 2021

◇BC009 『妄想する頭 思考する手』 - ブックカタリスト

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BC009 『妄想する頭 思考する手』
Listen now (68 min) | 面白かった本について語るPodcastブックカタリスト。 第9回の本日は『妄想する頭 思考する手』について語ります。 著者は、東京大学大学院情報学環教授、ソニーコンピュータサイエンス研究所フェロー・副所長という肩書きを持つ、いわゆる研究職での最強エリートとも言える暦本純一さんの「アイデアの作り方」について書かれた本。 iPhoneの誕生に大きくヒントを与えたとされているマルチタッチシステムSmartSkinの発明者でもある著者が語った本というだけでも、注目に値する書籍だと言えます。 とは言え内容的にすごく難しいことが書かれている本というわけではなく、書かれている言葉も、コンテンツ自体も素直で読み…
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Apr 16, 2021

◇BC010『世界は贈与でできている』 - ブックカタリスト

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BC010『世界は贈与でできている』
Listen now (76 min) | 今回は『世界は贈与でできている』について。 副題:資本主義の「すきま」を埋める倫理学 著者:近内悠太(ちかうち・ゆうた) 1985年神奈川県生まれ。教育者。哲学研究者。 慶應義塾大学理工学部数理科学科卒業、日本大学大学院文学研究科修士課程修了。専門はウィトゲンシュタイン哲学。 リベラルアーツを主軸にした統合型学習塾「知窓学舎」講師。教養と哲学を教育の現場から立ち上げ、学問分野を越境する「知のマッシュアップ」を実践している。 デビュー著作となる本書『世界は贈与でできている』(NewsPicksパブリッシング刊)で第29回山本七平賞・奨励賞を受賞。…
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BC011 ~ 015

録音環境が徐々に整いつつあるところ。ゲスト回を行うなど、さらなる模索が進んでいます。

Apr 30, 2021

◇BC011 『Learn Better ― 頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ』 - ブックカタリスト

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BC011 『Learn Better ― 頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ』
Listen now (68 min) | 面白かった本について語るPodcastブックカタリスト。 第11回の本日は『Learn Better』について語ります。 今回の本は、副題が「頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ」というもの。 本書では、この6つのステップそれぞれに1章ずつ割り当て、それぞれの要素を深掘りしていきます。 人は、短期記憶が少ない 6つのステップを順に解説するよりも何よりも、本書を読んで1番のキモであると私が感じたのが「人は、短期記憶が少ない」ということ。 この事実が、この本で出てくるありとあらゆる「学びが深まる方法」と繋がっています。…
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May 14, 2021

◇ゲスト回BC012『思考のエンジン』 - ブックカタリスト

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ゲスト回BC012『思考のエンジン』
Listen now (66 min) | 思考のエンジン オンデマンド (ペーパーバック) ゲストはTak.さん。 Twitter:@takwordpiece Blog:Word Piece Amazon著者ページ 『思考のエンジン』について 著者は奥出直人さん。青土社の思想系雑誌『現代思想』の連載を書籍化したもの。 同じ著者の本に『物書きがコンピュータに出会うとき―思考のためのマシン』もあるが、こちらは入手が若干難しい。 目次は以下の通り。 思考の道具としてのタイプライター ライティング・エンジンとしてのワードプロセッサー エクリチュールとライティング・エンジン…
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Jun 1, 2021

◇BC013『コンヴァージェンス・カルチャー』 - ブックカタリスト

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BC013『コンヴァージェンス・カルチャー』
Listen now (66 min) | 今回は『コンヴァージェンス・カルチャー: ファンとメディアがつくる参加型文化』について。 『コンヴァージェンス・カルチャー』 原題 『Convergence Culture:Where Old and New Media Collide』 Convergenceは、「一点に集まること」のイメージ。集約する、集合する、収斂する、収束する。 Collideは、「ぶつかる、衝突する」のイメージ。新旧メディアがどこで衝突するのか。これは二つのニュアンスがあり、「どの場所で出会うのか」と、「どの利害でぶつかり合うのか」という二つの観点が含まれていると感じる。…
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Jun 15, 2021

◇BC014 『How to Take Smart Notes』 - ブックカタリスト

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BC014 『How to Take Smart Notes』
Listen now (75 min) | 面白かった本について語るPodcastブックカタリスト。第14回の本日は『How to Take Smart Notes』について語ります。 今回の本は、デジタルガーデン、エバーグリーンノートなど、最近ごりゅごが注目している新しいデジタルノートの手法に大きく影響を与えた、と言われている2017年の書籍。 日本語版がなく、DeepLと一緒になって苦労しながら読んだ本でした。 なぜ書くか どうやって書くか どういう事を書くか この本を一言で説明するならば「書く」ことについての本。 書くことにどんな効果があるのか。それによってどんなメリットがあるのか。どういうことを書いたらいいのか。…
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Jun 29, 2021

◇BC015『実力も運のうち 能力主義は正義か?』 - ブックカタリスト

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BC015『実力も運のうち 能力主義は正義か?』
Listen now (63 min) | 今回はマイケル・サンデルの『実力も運のうち 能力主義は正義か?』を取り上げます。 ちなみに、すごく売れている本ですが、結構難しいというか噛みごたえのある本です。 関連情報 本書の内容の序盤に関しては、以下の動画をみれば掴めると思います。ただし、本書の一番の論点は後半部分にあるので、できればそちらも押さえておきたいところです。 TED:能力主義の横暴 倉下の読み 日本語のタイトルは『実力も運のうち 能力主義は正義か?』ですが、原題は『The Tyranny of Merit: What’s Become of the Common Good?』です。…
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BC016 ~ 020

だいぶ整い出した頃。ゲスト回二回目があり、倉下の本を紹介するイレギュラー回もあり。だいたい慣れてくると、そこにアレンジを加える傾向がありますね。

Jul 13, 2021

◇BC016 『英語独習法』 - ブックカタリスト

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BC016 『英語独習法』
Listen now (64 min) | 面白かった本について語るPodcastブックカタリスト。第16回の本日は『英語独習法』について語ります。 今回の本は、読み終えてから比較的時間が経ったものでした。ただ最近は「読書メモを整理して1ノート1要素にまとめる」ということをやっているおかげで、読んでから時間が経った本の方が中身についてじっくり考えを深められるようになっています。 実はこれ、『Learn Better ― 頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ』も同じような状態で収録したもので、そういう意味でもLearn Betterと同じようにうまく話せたのではないか、という自負もあったりします。…
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Jul 27, 2021

◇BC017『すべてはノートからはじまる あなたの人生をひらく記録術』 - ブックカタリスト

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BC017『すべてはノートからはじまる あなたの人生をひらく記録術』
Listen now (79 min) | 今回は『すべてはノートからはじまる あなたの人生をひらく記録術』を取り上げます。 というか、倉下の新刊です。 著者が自分の本をテーマに取り上げる。まるで『ロラン・バルトによるロラン・バルト』みたいですね。ただ、著者による本の解説というよりは、「そういう風に読める」という一つの視点として聞いていただければと思います。 この本は? ノートの本です。ただし、「ノート術」として連想される本とはちょっと違っているかもしれません。むしろ「ノート論」(ノート論考)が近いかも。 とは言え、小難しい議論を展開してはいません。だいたい言いたいことは、「みんなもっとノートを書こうぜ(いろいろな場面で利用しようぜ)ってことです。…
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Aug 10, 2021

◇BC018 『WILLPOWER 意志力の科学』 - ブックカタリスト

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BC018 『WILLPOWER 意志力の科学』
Listen now (63 min) | 面白かった本について語るPodcastブックカタリスト。第18回の本日は『WILLPOWER 意志力の科学』について語ります。 今回の本は「決断疲れ」というキーワードを掘り下げていく過程でごりゅごが知った心理学者ロイ・バウマイスター氏の「意志力」に関する成果をまとめた本。 この意思力関連の話は、ニュースレター「ナレッジスタック」でもたくさん取り上げています。 🧘‍♂️選択肢は少ない方がいい - by goryugo - ナレッジスタック 🧘‍♂️「あとでやる」を戦略的に使い分ける - by goryugo - ナレッジスタック…
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Aug 24, 2021

◇ゲスト回BC019『心の仕組み 上』 - ブックカタリスト

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ゲスト回BC019『心の仕組み 上』
Listen now (65 min) | ゲストはPADAone(パダワン)さん。 Twitter:@pd1xx Site:アンキヨリハジメヨ 『心の仕組み 上』について 著者は、スティーブン・ピンカー。この界隈ならまず外せないほどの有名人。代表作は『言語を生みだす本能』。ノーム・チョムスキーというこれまた著名な言語学者の影響を受け、「言語」が進化的に獲得された能力(本能)だと説きつつ、しかしそれが他の脳の機能の「副産物」ではなく、言語機能そのものがメインだったと主張しているのが彼の言説の特徴。 その著者が、心(というよりも精神)の働きに注目したのが本書。原題は『How the Mind Works』で1997年に出版されている。日本語訳はNHKブックスの単行本と、ちくま学芸文庫の二種類がある。共に上下巻。今回はちくま学芸文庫バージョンを取り上げる。…
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Sep 7, 2021

◇BC020『理不尽な進化』 - ブックカタリスト

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BC020『理不尽な進化』
Listen now (67 min) | 今回は吉川浩満さんの『理不尽な進化 増補新版』を。 すごく面白い本なのですが、あまりにも土俵が広いので、倉下の説明ではぜんぜんその面白さが伝え切れていない感がいっぱいです。 これはもう、本当に読んでみてください。概要などよりも、まずこの本の論旨を追いかけていく体験そのものが Good & Happy です。 著者は? 著者は、文筆業・編集者さんです。現在は晶文社にお勤めとのこと。 以前『闇の自己啓発』を紹介した回の後半で言及した、『人文的、あまりに人文的』の共著者の一人。「哲学の劇場」という動画番組も。…
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BC021 ~ 026

直近。新書三冊回や、一年学習レポート回など変化球あり。

Sep 21, 2021

◇BC021 『幸せをお金で買う5つの授業』 - ブックカタリスト

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BC021 『幸せをお金で買う5つの授業』
Listen now (80 min) | 面白かった本について語るPodcastブックカタリスト。第21回の本日は『幸せをお金で買う5つの授業』について語ります。 今回の本は、色々な点で『Learn Better』を思い出す本でした。 BC011 『Learn Better ― 頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ』 - by goryugo - ブックカタリスト 書いてある内容自体は、全然知らなかった!みたいな驚きはほとんどないです。どれも読んでて、うん!確かにその通り!という話が多くを占めています。 ただ、書いてあることを言語化して整理してまとめると、すごく色々身に沁みる内容ばかり。…
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Oct 12, 2021

◇BC022『英語の読み方』『英語の思考法』『伝わる英語表現法』 - ブックカタリスト

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BC022『英語の読み方』『英語の思考法』『伝わる英語表現法』
Listen now (90 min) | 今回は、近年発売された英語学習に関する新書を三冊セットでご紹介します。 『英語の読み方-ニュース、SNSから小説まで (中公新書 2637)』 『英語の思考法 ――話すための文法・文化レッスン (ちくま新書)』 『伝わる英語表現法 (岩波新書)』 『英語の読み方-ニュース、SNSから小説まで (中公新書 2637)』 発売は2021年3月25日。 著者は北村一真(きらむらかずま)さん。大学受験塾講師をやっておられて、現在は杏林大学外国語学の準教授とのこと。 目次は以下。 第1章 英文を読む前に―日本人に適した英語の学び方…
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Oct 26, 2021

◇BC023 『事実はなぜ人の意見を変えられないのか』 - ブックカタリスト

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BC023 『事実はなぜ人の意見を変えられないのか』
Listen now (64 min) | 面白かった本について語るPodcastブックカタリスト。第23回の本日は『事実はなぜ人の意見を変えられないのか』について語ります。 今回の本は、メモをまとめればまとめるほど、書かれている内容について考えさせられることが多く、心からもっと多くの人に知ってほしいと思った本でした。 人は、いかに人の話を聞かないのか。なぜ聞かないのか。話を聞いて意見を変えることが絶望的に難しいことがわかる本。もちろん、どうやって話を聞いてもらうか、という話はあるが、全体的に「そういうもんだ」ということを知る本でした。…
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Nov 9, 2021

◇BC024『知ってるつもり: 無知の科学』 - ブックカタリスト

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BC024『知ってるつもり: 無知の科学』
Listen now (65 min) | 今回は、最近文庫版が発売になった『知ってるつもり: 無知の科学』を紹介します。 『知ってるつもり: 無知の科学 (ハヤカワ文庫 NF 578) 』 ちなみに、『知ってるつもり~「問題発見力」を高める「知識システム」の作り方~』ではないのでご注意を。 書誌情報 単行本は2018年4月、文庫は2021年9月に発売。 著者のスティーブン・スローマンとフィリップ・ファーンバックは共に認知科学者。 原題は「The Knowledge Illusion:why we never Think Alone」。「知識幻想:なぜ私たちは"独り"で考えられないか」あたりか。邦題はすばらしくキャッチーに仕上がっている。…
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Nov 23, 2021

◇BC025 『生命はデジタルでできている』『LIFESPAN』『LIFE SCIENCE』ほか

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BC025 『生命はデジタルでできている』『LIFESPAN』『LIFE SCIENCE』ほか
Listen now (62 min) | 面白かった本について語るPodcastブックカタリスト。第25回の本日は『生命科学に関係する本たくさん』について語ります。 1年の総括として複数の本を語る 今回のブックカタリストは、ごりゅごの1年の総括、今年興味を持った分野の本を複数まとめて整理する、ということをやってみました。 意識したのは「できるだけたくさんの分野にまたがる話にすること」 あらゆる学問分野はすべて「つながって」いるもので、ほかの分野のことを知っていれば必ずなにかの役にたつ。今回で言えば、生命科学、有機化学、コンピュータサイエンス、長寿によって生まれる社会問題など、ごりゅごがこの1年で学んだことがどう繋がって面白かったのかを伝えるのが目標でした。…
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Dec 7, 2021

◇BC026『Humankind 希望の歴史』 - ブックカタリスト

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BC026『Humankind 希望の歴史』
Listen now (72 min) | 今回はオランダのジャーナリスト:ルトガー・ブレグマンによる『Humankind 希望の歴史』を紹介します。 ハードカバーで上下巻と若干手に取るハードルが高い本ですが、それに見合う価値がある本です。 概要 目次は以下。 上巻 序章 第二次大戦下、人々はどう行動したか 第1章 あたらしい現実主義 第2章 本当の「蝿の王」 Part 1 自然の状態(ホッブズの性悪説 VS ルソーの性善説) 第3章 ホモ・パピーの台頭 第4章 マーシャル大佐と銃を撃たない兵士たち 第5章 文明の呪い 第6章 イースター島の謎…
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倉下メモ

こうして眺めてみると、基本的にパターンを繰り返しているようで、ところどころでアレンジやら変化球が入っていますね。これは基本的に、倉下が飽きっぽい(同じことを繰り返すのが苦手)からなんですが、たぶんごりゅごさんも同じような傾向をお持ちなのでしょう。

また、オープンになっていないところでは、clubhouseにおける読書会なども実施されていて、それを含めての変化もこれらか少しずつ起きてきそうな気がします。楽しみですね。

では、来年もまたよろしくお願いいたします(倉下)。

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面白かった本について語るポッドキャスト&ニュースレターです。1冊の本が触媒となって、そこからどんどん「面白い本」が増えていく。そんな本の楽しみ方を考えていきます。